こんにちは(ᵔᴥᵔ) InstagramでiPad勉強について投稿しているsatsukiと申します(*^^*)
今回は、市販のテキストや書籍をiPadに取り込む「自炊」の方法をご紹介したいと思います!
自炊ってやってみたいけど、初心者でもできる?
何を揃えれば始められるの?
そんな疑問をお持ちのiPad勉強初心者の方にむけて、手順や必要なアイテムを詳しくご説明します。
この記事では「とりあえず、これさえあればOK!」という内容でまとめています。
- 本を裁断する
- 裁断した本をスキャンしてPCに取り込む
- クラウドアプリを経由してデータをiPadに入れる
- ノートアプリでデータを開く

今回ご紹介する方法は、私が普段行っている方法です。
費用もなるべく抑えてアイテムを揃えました!
このまま真似してツールを準備すると、すぐに始められますよ♪
- iPad勉強に興味のある方
- 書籍の電子化をしたい方
- 自炊に必要なアイテムを知りたい方
自炊に必要なアイテム
では早速、普段私が自炊をする時に使用しているツールをご紹介します。
自炊は、自分で書籍を切ってからスキャナーで読み込みデータ化します。
なるべく短時間で、かつ簡単に作業を進めるためにも、基本ツールをしっかり揃えておきましょう!
今回の記事では保存したデータを「GoodNotes5」というノートアプリを使用してiPad上で表示させます。
とっても便利なノートアプリで自炊には欠かせない存在です!
ぜひこの機会にダウンロードしてみてください♪


※括弧内は今回使用するアイテムです。
- 裁断する本
ー裁断関連ー
- 裁断機(カール社)
- カッター(100均)
- カッター台(100均)
ースキャン関連ー
- パソコン(MacBook)
- スキャナー(ScanSnap)
- iPad
- USB→Ctype変換コード(※パソコンがMacBookの場合のみ)
- クラウドアプリ(Dropbox)
- ノートアプリ(GoodNotes5)
おすすめの裁断機







折りたたんで収納できるコンパクトな裁断機です!
大きな裁断機は必要ありません!これ1台あればOK♪
おすすめのスキャナー


\最新機種/





スキャナーはもうこれ1択!
シンプルな機能で操作性も抜群で、初心者でも使いやすい。
一瞬で本をデータ化できます!
カラーはブラックの他にホワイトもあります。
これがあれば完璧です!
USB→TypeC変換コードは、使用するパソコンがMacBookのようにUSB穴がない場合のみ必要です。
ScanSnapはUSBコードでパソコンに接続します。




手順❶ 本を裁断する
では早速、自炊の始めの手順「裁断」を始めていきましょう!
詳しい手順に入る前に、流れをリストアップしておきます。
- 表紙カバーや帯を取り外す
- 製本方法を確認する
- 1度に裁断機に挟める枚数を確認する
- カッターで小分けの束にカット
- 中表紙を手で剥がす
- 裁断する
- 裁断漏れがないか確認する
今回、裁断にはカールの裁断機を使用します。
裁断機は購入するか迷うところだと思いますが、思い切って購入することをおすすめします。
カッターで全てカットするよりも圧倒的に早いし綺麗です!
裁断が面倒だと自炊自体が嫌いになるので、小さめの裁断機を1つ持っておきましょう。
個人的にはカールのこちらの裁断機がコスパが最強でおすすめです!





折りたたんで収納できるコンパクトな裁断機です!
大きな裁断機は必要ありません!
これ1台あればOK♪
手で本の表紙カバーや帯を取り外す
カッターで切る前に、本の表紙カバーや帯を取り外しておきましょう。
本の表紙もスキャンしたい場合は、後ほど一緒に裁断します。



表紙の画像はインターネット上でも取得できる場合がほとんどなので、面倒な場合はスキャンしなくてもOKです。
製本方法を確認する
裁断機を使用する前準備をしていきましょう!
使用する裁断機によって1度にカットできる枚数が異なります。
巨大な業務用の裁断機であれば1冊一気に裁断できますが、コンパクトな裁断機では1冊の本を小分けにしてから裁断します。
実際に裁断機に本を挟んでみて、1度に挟み込める枚数を確認してからカッターで本を分割します。
まず、製本方法を確認してみましょう。
製本方法によっては、紙がある一定の枚数(20〜30枚程度)でまとまって糊付けされています。
まとまりを見つけてカッターを入れると綺麗に仕上がります。





画像のようなものであれば、1枚ずつノリで貼り付けられているので何枚目で分割してもOKです!
1度に裁断機に挟める枚数を確認する


カッターを入れる前に、あらかじめ裁断機に挟んでみて1度に何枚くらい挟めるのかを確認しましょう。
少なすぎても効率が悪いですし、多すぎても裁断機がうまく動きません。
さくっと挟んでみて、すこし余裕を感じるくらいの厚みがベストです。



写真は、裁断機に本を挟んでみた様子です。
黄緑色のガードに触れない程度の厚みにしておきましょう。
カッターで小分けの束にカット
先ほど確認した枚数ずつの束になるように、本をカッターで小分けにしていきます。
ここでは100均で購入したカッターとカッター台を使用しました。


写真のように本を裏返してペタンと抑えてカットすると綺麗にカットできます!
最初は慣れない作業だと思いますので、ゆっくり慎重に行いましょう。





今回は30枚(60ページ)ずつの束になるようにカットしました。
紙の厚みによって1度に挟める枚数が異なるので注意しましょう。
中表紙を手で剥がす
ここで、スキャンに必要のない中表紙を手で取り外します。
中表紙とは、表紙と中身を繋いでいる何も印刷されていない紙のことです。
この中表紙は頑丈に糊付けされているので、裁断前に外しておかないと裁断機のカッターが引っかかってしまいます。
手で引っ張るだけでペリペリと外せるので、裁断前に外して捨ててしまいましょう。


裁断する
あとはひたすら裁断していきます!
小分けにした束を裁断機にはさんで糊付けされている部分をカットします。



今回の本であれば10分もかからずに裁断できます!
裁断機、素晴らしい。。


このとき、糊付けされている部分を全て切り落とせないと、裁断後も紙同士がくっついたままになってしまいます。
なるべくギリギリまで多めに切り落とした方が綺麗に1枚1枚剥がれてくれて楽にスキャンできます。



裁断機のカッターを前後に動かすと、糊付けされた部分がポロッと切り落とされます!
分厚い本は腕力との勝負です(笑)


無事に裁断できました!
裁断漏れがないか確認する
裁断が終わったら、1枚1枚がきちんと離れているか、ノリが残っていないか確認します。
くっついたページが残ってしまっていると、スキャナーに入れたときにぐしゃぐしゃに巻き込まれて悲惨なことになります。
最悪の場合、巻き込まれて破れてしまいます!
丁寧に丁寧に確認しましょう。
ついでにページ順通りになっているかも確認しておきましょう。



枚数が多い本では確認が大変だと思いますが、1枚ずつ丁寧に確認していくことを激しくおすすめします!
この手順を丁寧にすることで、後の作業が格段に楽になります♪


手順❷ 裁断した本をスキャンしてPCに取り込む
本の裁断が終了したら、ScanSnapというスキャナーを使ってパソコンにデータを取り込みます。
スキャナーを購入しようか迷っている方もいらっしゃると思います。
ScanSnapがあれば全ての本をiPadに取り込めますし、一般的な本なら10分程度でデータ化できます。
少しでも効率的に、楽に自炊をしたい場合は早い段階でScanSnapを購入することをおすすめします。
\最新モデル/





スキャナーはもうこれ1択!
シンプルな機能で操作性も抜群で、1台持っていて損はない最強メカです。
カラーはブラックの他にホワイトもあります。
詳しい説明に入る前に、手順をリストアップしておきます。
- ScanSnapとパソコンを接続する
- スキャン方法を設定する
- 本をScanSnapに差し込む
- 「Scan」を押して続けてスキャンする
- 「スキャン完了」を押す
ScanSnapとパソコンを接続する


ScanSnapに付属のケーブルを使ってScanSnapとパソコンを接続します。
詳しい接続方法はこちらの公式動画で確認していきましょう。
スキャンには「ScanSnap Home」というアプリを使用します。
スキャンスナップのドライバーをインストールすると自動でパソコン上に表示されるようになります。
ScanSnapの公式サイトからあらかじめダウンロードしておきましょう。
※ダウンロードの際は購入したスキャンスナップの取扱説明書を確認してください。
ここで注意なのが、バージョンの古いパソコンを使用してしまうと、スキャンがとてつもなく遅いことがあります。
我が家は10年前くらいのパソコンを使用していて、1冊の本を転送するのに30分以上かかっていました。
2021年にMacBook Airに買い替えたところ、スキャンも一瞬で終わるように!



スキャンスピードが遅い場合はパソコンのバージョンを確認してみましょう!
スキャン方法を設定する
スキャンを始める前に、どのようなデータとしてスキャンするのかを設定します。
スキャンの精度やカラー、文字認識できるデータにするかなどを選択します。
詳しい手順は公式のこちらの動画をご覧ください。
- カラーモード→カラー
- 読み取り面→両面
- 画質→スーパーファイン
- ファイル形式→PDF
- フィード→継続スキャン
- 自動保存先→Dropbox
「OCR化」といって書籍の文字を認識させてノートアプリ上で文字検索ができるようにする機能があります。
が、便利な機能である反面、スキャンに時間がかかります。
必要な場合のみ利用したい機能です。



私は文字検索機能をあまり使わなかったので、OCR化はせずにスキャンしています。
カラーモードを「自動」にしてしまうと、誤認識でカラーのページがグレーになってしまうことがあります。
カラーページを含む本ならカラー、白黒の本なら白黒で設定することをおすすめします。
データの保存先は、今回は無料のクラウドデータアプリ「Dropbox」を使用します。
パソコンとiPadとの間でデータの送受信をするには、Dropboxが便利です!
この機会にダンロードしてみましょう。
スキャンスナップに本を差し込む


設定が終わったら、いよいよスキャン開始です!
ScanSnapにページNo.の早いものを奥側にし、逆だちした状態にして挿入します。
イメージとしては、奥側を先頭に背の順で逆立ちして並んでいる、という感じです。
差し込み方は意外とすぐに忘れてしまうので、付箋に書いてScanSnapに貼り付けておくのもおすすめです(笑)



差し込み方を間違えると、スキャンしたデータのページ番号がとんでもないことになるので気をつけましょう!
ページNo.の早いものを奥側にし、逆立ちさせて挿入!
「Scan」を押して続けてスキャンする
1度に全て挿入することはできないので、何度かに分けてスキャンしていきます。
1つ目の束のスキャンが終わったら、次の束を挿入します。
挿入方法は先ほどの順番と同じです。
ScanSnapの画面上に表示された「Scan」のボタンを押すと、続きからスキャンすることができます。





ここでうっかり「終了」ボタンを押してしまうと、スキャンが終了してしまうので注意してください!
「スキャン完了」を押す


全てのスキャンが終了したら、「スキャン完了」のボタンを押してください。
これでスキャン作業は終了です!



150P程度の一般的な書籍であれば、5分とかからずにスキャンできます!
ScanSnapの高速スキャンがあれば、自炊がとっても楽になります!
\最新モデル/


手順❸ クラウドアプリを経由してデータをiPadに入れる
スキャンが終了したら、保存されたデータをiPadに移す作業に入ります。
詳しい説明に入る前に、手順をリストアップします。
- データが保存されているか確認する
- iPadでDropboxを起動する
- 「ファイルをエクスポート」を押す
- 「GoodNotes5で開く」を押す
- GoodNotes5でデータを表示させる
データが保存されているか確認する
ScanSnap上の設定で保存先をあらかじめDropbox(クラウドサービス)に設定しておくと、スキャンが完了した時点でDropboxに自動的に保存されます。
保存先は自由に設定してOKですが、パソコンとiPadで同期保存できるアプリを使用しましょう。
パソコンとiPadは無線でデータの送受信を行いますので、同期保存アプリを使用するととっても楽です!
スキャンが終了したら、Dropbox上にデータがあるか確認しましょう。


これはスキャン後のDropboxの画面です。
リアルタイムで保存したデータが表示されます。



スキャンしてすぐ、リアルタイムで保存されるのがクラウドのすごいところです…!
iPadでDropboxを起動する
スキャンしたデータがDropboxに保存されていることが確認できたら、今度はiPad上のDropbox(ノートアプリ)で先ほど保存したファイルを開きます。
右下にある「共有」ボタンを押します。
「ファイルをエクスポート」を押す


「GoodNotes5で開く」を押す


手順❹ ノートアプリでデータを開く
GoodNotes5でデータを表示させる
「GoodNotes5で開く」を押すと、自動的にGoodNotes5アプリが起動し、先ほどのデータが1冊のノートになって表示されます。


これで「自炊」の全ての手順は終了です!
おわりに
「自炊」は最初に揃えなければならない機材もありますが、一度揃えてしまえば嘘みたいに簡単にできてしまいます!
iPad勉強をもっと楽しみたい方は、ぜひ挑戦してみてください(*^^*)
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
satsuki


コメントお待ちしています♪